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    大阪市立美術館「フランス絵画の精華」
    大阪市立美術館 | 大阪府

    大阪市立美術館「フランス絵画の精華」

    文 [エリアレポーター]atsuko.s / 2020年5月26日

    大阪市立美術館「フランス絵画の精華」展へ。


    大阪市立美術館玄関
    各地から、桜の便りが届いても、鳥たちが、美しくさえずっても、今年の春ほど、心が躍らなかった春はありません。
    美術展も、コンサートも、あらゆるものが中止や延期になりました。当たり前だと思っていたことが当たり前ではない春でした。

    そんな中、待ちに待った美術展が開幕しました。


    コロナによる緊急事態宣言により、開催が延期!日程を変更して、5/26から開催!

    今回、行ってきたのは、大阪市立美術館で開催中の「フランス絵画の精華」展です。

    この展覧会も、本来、4/11からの開催予定でしたが、コロナによる緊急事態宣言を受けて、延期になりました。きっと関係者の方々は、中止も考えられたことでしょう。「よくぞ、開催できた!」という思いでいっぱいのことでしょう。

    見る私たちも、その思いは同じです。8/16まで、ことなく、展覧会を楽しめることを心から願わずにはおれません。


    17世紀からのフランス絵画の300年が一堂に!


    エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン《ポリニャック公爵夫人、ガブリエル・ヨランド・クロード・マルチーヌ・ド・ポラストロン》1782年、ヴェルサイユ宮殿美術館
    それまでは、イタリアやオランダなどの後塵を拝していたフランス絵画が、17世紀以降、大きく花開いていく流れを、臨場感をもって俯瞰することができます。

    第Ⅱ章では、ポスターに採用された「ポリニャック公爵夫人」がひときわ輝いています。歴史や神話を描いてきた絵画が、そこにいるような生身の人間を描き始めました。白い歯をのぞかせる少しだけ開いた口は、今にも話しかけそうです。


    ニコラ=ベルナール・レピシエ《ファンションの目覚め》、サン=トメール、サンドラン美術館
    しどけない姿の、散らかった部屋で朝の準備をする女性。
    乱雑に脱ぎ捨てられた衣服やちびた箒などに、親近感を覚えます。
    絵画が、私たちの暮らしに近づいてきたのでしょうか?


    見るものを心地よくする展示方法にも注目してほしい!


    第Ⅱ章 展示室
    本来なら、クーリエ(「美術館などの美術品輸送業務に携わる学芸員」が来て、展示方法や展示の順番などを指図するそうですが、今回の展覧会では、全世界のコロナの影響で彼らが来ることができなかったので、大阪市立美術館の意図も入れて、展示をされたようです。

    例えば、上記の3の並ぶ順番は、出典目録のそれとは異なりますが、それぞれの顔が内側を向くように展示されています。順番通りだと、外側を向いて、まるでそっぽを向いているように見えるので、見る人の気持ちがざわざわするとのこと。

    そんな工夫があちこちにあるそうなので、見つけてくださいね。


    このような状況下で美術を楽しむとは?


    大阪市立美術館がある天王寺公園からあべのハルカスをのぞむ
    大阪市立美術館には、天王寺駅から、天王寺公園の中を通っていきます。芝生広場では、人々が三々五々楽しんでいました。徐々に、日常が戻ってきています。

    アフターコロナ、ウイズコロナの時代に生きる私たちは、美術展に行くことで、日常を取り戻そうとしているのかもしれません。

    展覧会フランス絵画の精華
    会場大阪市立美術館
    開催期間2020年5月26日(火)~8月16日(日) ※会期変更
    休館日月曜日(ただし8月10日は開館)および6月16日(火)、17日(水)
    開館時間午前9時30分~17時まで(入館は16時30分まで)
    住所大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内
    電話06-4301-7285(大阪市総合コールセンター なにわコール)
    公式サイトhttps://www.osaka-art-museum.jp/
    料金一般 1,400円・高大学生 900円
    ※当面の間、団体での入館はお断りさせていただきます。
    展覧会詳細へ「フランス絵画の精華」詳細情報
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    会場
    大阪市立美術館
    会期
    2020年5月26日(火)〜8月16日(日)
    開催中[あと35日]
    開館時間
    9:30~17:00(入館は16:30まで)
    休館日
    月曜日(5月4日は開館)
    住所
    〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82【天王寺公園内】
    電話 06-4301-7285(大阪市総合コールセンター なにわコール)
    公式サイト https://www.osaka-art-museum.jp/
    料金
    一般 1,400 円(1,200円) / 高大生 900円(700円)

    ※( )内は、前売および20名以上の団体料金
    ※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
    ※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
    展覧会詳細 大阪市立美術館「フランス絵画の精華」 詳細情報
    このレポートに関連する巡回展
    エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン《ポリニャック公爵夫人、ガブリエル・ヨランド・クロード・マルチーヌ・ド・ポラストロン》1782年、油彩・カンヴァス、92.2×73.3cm、ヴェルサイユ宮殿美術館 Photo © RMN-Grand Palais(Château de Versailles) / Gérard Blot / distributed by AMF
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