1983年にデビューした宮崎県出身の俳優・永瀬正敏。写真家として20年以上のキャリアのある彼は、国内外で大きな評価を得ています。今年、俳優生活30周年になることを記念し、故郷の宮崎で大規模なインスタレーション・写真展を開催。デビュー30周年での原点回帰は、永瀬正敏の生まれ故郷である宮崎。『ルーツ = 起源 = 源 = 核』をキーワードに、神話の故郷や生物の起源でもある海をイメージした幻想的な写真の展示が展開されます。また昨年の夏から度々宮崎を訪れ、県内のさまざまな風景・人々などを撮影。そのノスタルジックで美しい作品の数々は、宮崎の人だけでなく写真展を観に来た人の琴線に触れることでしょう。
また宮崎出身で世界的に有名なコスチュームデザイナー・アラキシロウ氏とのコラボレートした“オブジェ+光+音”を体感する作品、陶芸家・堺克弘氏が手掛けた“心臓”をイメージした13個の作品から放たれる光のインスタレーション作品も展示。
そして『Masatoshi Nagase Photography Works 1988~2013』と題し、永瀬氏が20年間撮りつづけてきた数々の写真のなかから選りすぐりのアーカイブ作品を展示します。
会期中の宮崎キネマ館では『Masatoshi Nagase Film Festival in Miyazaki ~永瀬正敏特別映像祭』と題して、未公開映像やレア映像を上映いたします。