アジアのイメージ 日本美術の「東洋憧憬」

    東京都庭園美術館 | 東京都

    およそ1910~60年頃にかけてのことですが、日本の知識人、美術愛好家、美術作家たちがアジアの古典美術に憧れた時期がありました。唐物趣味は日本の伝統だとはいえ、このときのアジア熱は別格でした。 朝鮮半島や中国から、考古遺物や古美術が日本に輸入されると、それらは実業家たちによって競うように蒐集されました。平壌では漢代の楽浪漆器が発掘され、河北省では磁州窯や定窯が調査されます。そして息を呑むような伝世品(殷の青銅器、唐三彩・宋磁・元の染付・明の赤絵、煎茶で愛好された籐籠、李朝白磁など)が輸入されました。それらを目の当たりにした画家や工芸家たちは、創造の翼をアジアへと羽ばたかせます。 さらに画家たちは、大同で雲岡石仏を見て、飛鳥仏との繋がりに想いを馳せました。流行のチャイナドレスにも目を留め、アジアの新しい息吹も掬すくいとりました。 アジアへの憧れは、1960年頃に表舞台からフェードアウトしますが、その後どのように深化されているのでしょうか。新館ギャラリーでは、3人の現代作家に表現していただきました。
    会期
    2019年10月12日(土)~2020年1月13日(月・祝)
    会期終了
    開館時間
    10:00-18:00 (入館は17:30まで)
    料金
    一般 1,000(800)円 / 大学生 800(640)円 / 中学生・高校生 500(400)円 / 65歳以上 500(400)円

    ※()は団体・前売り料金
    ※団体は20名以上
    ※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料
    ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
    休館日 第2・第4水曜日(10月23日、11月13日、27日、12月11日、12月25日、1月8日)、年末年始(12月28日~1月4日)
    公式サイト https://www.teien-art-museum.ne.jp
    会場
    東京都庭園美術館
    住所
    〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
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