「昭和」という時代をテーマにして、戦時中の資料や、戦後のテレビ、洗濯機など初期の電化製品や日用品などを展示し、昭和の生活の変遷を紹介しているほか、島守小学校の「青い目の人形・メリーちゃん」を展示しています。
昭和2年に日米親善のためアメリカから日本に贈られた約1万2千体の「青い目の人形」は、全国の主な幼稚園・小学校に配られましたが、昭和16年に太平洋戦争が起こると、敵国人形として壊されたり、焼かれたりされました。現在残っている人形は全国でわずか約3百体、八戸ではこのメリーちゃん1体だけです。
資料館の隣には、ダムに沈んだ世増地区から移築した明治時代の古民家(民具展示館)があり、中を見学することができます。