東京・中央区の高島屋史料館TOKYOで、百貨店とデザインの関係に着目した展覧会「デザイン百貨店―百花繚乱ブティックデザイン―」が開催されている。
展覧会は、これまでに400以上のブティックデザインを手掛けている、インテリアデザイナーの近藤康夫(1950-)が監修。
近藤の仕事を通して、1980~2000年代にかけてのデザイン、なかでも商業施設におけるブティックデザインと、そこに設置された什器デザインを紹介していく。
会場には近藤が師事したデザイナー、倉俣史朗(1934-1991)による名作椅子、《Miss Blanche(ミス・ブランチ)》(1988)も展示。倉俣、近藤が設計したデザインとそのディテールを、多くの写真で紹介する。
「デザイン百貨店―百花繚乱ブティックデザイン―」展は高島屋史料館TOKYOで、2019年10月23日(水)~12月22日(日)に開催。入館料無料。土日を中心に関連セミナーも開催される(関連セミナーは有料、要予約)。
《スパイラルシェルフ》1999年/2019年(再制作) デザイン:近藤康夫 制作:三宅工芸
《ミス・ブランチ》1998年 デザイン:倉俣史朗 所属:クラマタデザイン事務所
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高島屋史料館TOKYO 公式サイト