石田徹也展 — ノート、夢のしるし

    静岡県立美術館 | 静岡県

    1973年に静岡県焼津市に生まれた石田徹也は、1990年代のバブル崩壊後に世の中の価値観が大きく変わろうとする中、社会に生きる人が抱く痛みや苦しみ、不安や孤独感を、さまざまな器物や風景と人物が一体化した「他人の自画像」とも呼べる独自のスタイルで、辛辣に、ユーモラスに描き続けました。子供の頃から絵を描くのが得意で、美大進学を志し、高校3年生の時、静岡市内の予備校に通いはじめました。1992年に武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科に進学すると、親元を離れ東京で暮らし、イラストレーターを目指し学ぶかたわら、公募展への応募を繰り返して発表の場を広げていきます。22歳で、「3.3㎡展」のグラフィックアート部門でグランプリを受賞したのを皮切りに頭角を現し、VOCA展奨励賞受賞により、気鋭の画家としてもさらなる活躍が期待された矢先、2005年に踏切事故により31歳の若さでその生涯を閉じました。没後に遺作展や遺作集でその作品がひろく知られるようになり、メディアでも取り上げられて大きな反響を呼んでいます。残されたノート類からは、石田徹也がひたすら描き続け、また描くことによって思索を繰り返し、前進することを目指した跡がみられます。 本展では、静岡県立美術館が所蔵する21点を含む石田徹也の代表作約110点に加えて、51冊のスケッチブックに描かれた、下絵やアイデアノートを初公開します。また、随所に石田の言葉を紹介し、制作の過程や思考の跡をたどり、創造の秘密を探ります。
    会期
    2015年1月24日(土)〜3月25日(水)
    会期終了
    開館時間
    午前10時〜午後5時30分(展示室への入室は午後5時まで)
    料金
    一般 800円(600円)
    70歳以上 400円(300円)
    大学生以下 無料
    ※( )内は20名以上の団体および前売料金。
    ※収蔵品展・ロダン館も併せてご覧いただけます。
    ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は無料。
    休館日 月曜日休館 ただし2月23日(月)は開館
    公式サイト http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2014/06.php
    会場
    静岡県立美術館
    住所
    〒422-8002 静岡県静岡市駿河区谷田53-2
    054-263-5755
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