いのち満ちる~女たちの縄文

    むらかみよしこタペストリー展

    猪風来美術館(新見市法曽陶芸館) | 岡山県

     大地はすべての命を孕んでいる。 この大地から土をいただいて土器や土偶は作られる。母なる大地の分身として。土器を作る女がみえる。これは命の入れ物。土器は子宮。渦巻く文様は波のように動く命そのもの、そして縄目を転がして命を守る。文様は生まれてくる命の躍動、あの世とこの世の境を行きかう命。あらゆる生き物たちが器の上でつながっている。  昨年春から始まった猪風来美術館“女たちの縄文野焼き”挑戦は、歴史的には約2400年ぶりの復活として特筆すべき出来事になりました。今女たちの縄文を蘇らせる意味は何でしょう。母系制―女性原理思考の濃い造形、命と魂の躍動する縄文文様。現代文明の行きつく先が暗雲漂う現在、母なる大地の豊穣とあらゆる命を抱く縄文スピリットこそが未来を拓く鍵であると思います。画面の中、大きく弧を描いて立ち昇る“赤い狼煙”は女たちの生命を巡る熱いメッセージ。古から現在へ、現在から未来へ、ここから世界へ向けた女たちの伝言。 縄文に魅せられた女たちの姿をタペストリーに織り込み表現しました。(「いのち満ちる~女たちの縄文」手紡ぎ・草木染・手織作品250×255cm)
    会期
    2017年3月1日(水)〜5月31日(水)
    会期終了
    開館時間
    午前9時30分~午後5時
    料金
    一般400円 高校生200円 中学生以下無料
    (団体15人以上 各50円引き)
    休館日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
    公式サイト http://www.ifurai.jp/
    会場
    猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
    住所
    〒719-2552 岡山県新見市法曽609
    0867-75-2444
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