五十嵐篤好(1793~1861)は、現在の高岡市内島の代々十村(大庄屋に相当)を務める旧家の9代目として生まれました。幼時より石黒信由に算学・測量を学び、師信由と父と共に、測量に13年、用水掘削に7年かけた舟倉野開拓(富山市大沢野)に尽力しました。讒言にあい能登島に流刑されますが、国学・和歌に目覚め、近世越中第一の歌人と評価されました。また言霊学・書道のほか農政学なども究め、著作は約100冊、門人は150名といわれました。
本展では三度の冤罪にも屈せず学問や勧農に努めた郷土の偉人・五十嵐篤好の業績を紹介します。
・会 期:平成29年7月29日(土)~10月15日(日)
・開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
・会 場:新館企画展示室
・入 館 料:無料
・休 館 日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝・休日の場合は、翌平日に休館)
☆会期中のイベント
①特別講演会(郷土学習講座第2講)
・演 題 「加賀藩の測量術」
・講 師 島崎 毅氏(前射水市新湊博物館長)
・日 時 9月9日(土) 午後2時~3時30分(開場は午後1時)
・会 場:博物館3階講堂
・定 員:80名(先着順・申込不要)
・受講料:(一般)300円 (親しむ会会員)200円
②展示説明会(全3回)
・日 時:平成29年7月29日(土)、8月26日(土)、9月30日(土) 各日午後2時~2時30分
・参加無料(申込不要)