江戸後期の浮世絵師・喜多川歌麿の、肉筆画の掛け軸2点が、栃木県内の民家で見つかった。年内にも一般公開される予定。
見つかった作品は、「三福神の相撲図」と、魔よけとなる鍾馗(しょうき)を描いた「鍾馗図」の2点。両作品とも、1975年に栃木県立美術館で開かれた「県内収蔵古美術名品展」に出展された後、所在不明とされていた。
歌麿に詳しい大和文華館(奈良市)の浅野秀剛館長は「歌麿が全盛期を迎える直前の30代半ばごろの作品」と評価した。
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asahi.com「歌麿が描いた「相撲」 掛け軸2点、35年ぶりに発見」(7/29)>
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