左から日本側監修者の川田伸一郎(国立科学博物館 動物研究部研究主幹)、篠田謙一(国立科学博物館副館長 兼 人類研究部長)、真鍋真(国立科学博物館 標本資料センター コレクションディレクター)
2017年春に東京・上野の国立科学博物館で「特別展 大英自然史博物館展」が開催されることとなり、2016年10月19日(水)に記者発表会が行われた。
大英自然史博物館は世界でも優れた博物標本のコレクションを8000万点所蔵する、イギリスでも人気の観光スポット。今まで伝統的に主要所蔵品の貸し出しを控えてきた同館が、初の世界巡回展を行うこととなり、日本の国立科学博物館がその最初の会場となる。
始祖鳥や、ダーウィンの「種の起源」の直筆原稿、ピルトダウン人の頭骨片など、貴重な資料が約370点あまり展示される。その中でも、大英自然史博物館の常設展に出ているものは17点しかなく、ほとんどが英国でも一般人が見ることは出来ない標本が多数来日する貴重な機会となる。
日本で収集され、英国に渡った標本の里帰りなど、日本展ならではの展示も予定されている。
「大英自然史博物館展」は2017年3月18日(土)~6月11日(日)に国立科学博物館で開催される。観覧料は一般・大学生1,600円、小中高校生600円。
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