2016年11月1日(火)、東京・港区の根津美術館で「円山応挙 「写生」を超えて」のプレス向け内覧会が開催された。
開館75周年を記念した特別展で、江戸時代に京都で活躍した画家、円山応挙(1733~95)の代表作を紹介する企画。
応挙は写生を重要視した事で知られているが、近年の研究では、写生や写生画という言葉だけではとらえきれない多面性も指摘される事が多い。
展覧会では若き日の作品、絵画学習の痕跡を濃厚にとどめた作品、そして鑑賞性にも優れた写生図まで紹介。国宝《雪松図屏風》(三井記念美術館蔵)も前期(11/3~11/27)に展示される。
「円山応挙 「写生」を超えて」は根津美術館で、2016年11月2日(水)~12月18日(日)に開催。根津美術館で行われる企画展は、通常は1階の展示室1~2で行われる事が多いが、今回は2階の展示室5も会場となる。観覧料は一般 1,300円、学生(高校生以上)1,000円。
同時開催のコレクション展は「茶人の正月 ―口切―」(展示室6)。
発信:
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