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横山大観の大規模展が来年開催 ── 「シェー」の観音も
(掲載日時:2017年10月12日)
横山大観の大規模展が来年開催 ── 「シェー」の観音も

近代の日本画壇を代表する存在で、第1回文化勲章受章者でもある横山大観(1868-1958)の生誕150年を記念する展覧会が、東京と京都で開催される。

横山大観は東京美術学校に学んだ後、師の岡倉天心とともに同校を去り、日本美術院を設立。日本画の伝統的な技法を守りつつ、時には変革を試みながら、さまざまな主題に取り組んで、明治時代から戦後まで長く活躍した。

展覧会は2018年に東京国立近代美術館と京都国立近代美術館で開催されるもの。東京国立近代美術館での横山大観の単独展は、没した翌年に東京国立博物館と共同で開催された「横山大観遺作展」(1959年)以来、59年ぶり2回目となる(京都国立近代美術館では2004年以来2回目)。

展覧会は明治・大正・昭和と年代別の三章構成で、総出品数は約100点。あまり展覧会で紹介される事が無かった作品も出展される事も特徴的で、1908(明治41)年に描かれた《白衣観音》は、105年前の画集に掲載されて以降、行方が分からなかった作品。「手足のバランスが悪く、奥行き感も無いので、座っているのではなく『シェー』のポーズのよう」(担当学芸員)と、技術的には未熟な作品だが、バラエティに富んだ作品を通じて「大観=日本画壇のトップ」だけではない、大胆でユニークな創作の全容に迫る。

もちろん、代表的な作品も出展。日本一長い画巻《生々流転》(重要文化財)は、東京展では40メートル超を広げて展示。豪華絢爛な《夜桜》(大倉集古館蔵)と《紅葉》(足立美術館蔵)の同時展示も見どころとなる。

「生誕150年 横山大観展」は、まず東京国立近代美術館で2018年4月13日(金)~5月27日(日)に開催。観覧料(当日券)は一般 1,500円、大学生 1,100円、高校生 600円。前売り券はそれぞれ200円引きで2018年1月22日(月)~4月12日(木)に、2枚で2,200円の早割ペア券は2017年11月13日(月)~2018年1月21日(日)に発売。

京都展は京都国立近代美術館で、2018年6月8日(金)~ 7月22日(日)に開催される。
 



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