2010年12月26日、サントリーミュージアム[天保山]が閉館を迎える。
同館は平成6年11月に80億円をかけて開館。「IMAXシアター」などを備え、平成7年には101万人が訪れた。現代アートから印象派まで、多彩な展覧会を開催してきた同館だが、来館者数が減少し運営費が年間数億円にのぼる赤字だったことから閉館を決定した。
同館の2万点のコレクションは大阪市に寄託、建物は同市に寄贈。コレクションは平成28年度中の開館を目指す大阪市立近代美術館での活用が決まり、平成24年度から大阪市立近代美術館が開館するまでは、ギャラリーの一部で同美術館用の収蔵作品が展示される。しかし、安藤忠雄氏設計の建物が美術館として活用され続ける可能性は難しそうな情勢だという。
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