大阪府の東大阪、八尾両市にまたがる池島・福万寺遺跡の弥生時代の水田跡から、国の特別天然記念物コウノトリの国内最古とみられる足跡が見つかり、2011年5月18日(水)、奈良文化財研究所が発表した。
今回の発見で、絶滅が危惧されるコウノトリが約2,400年前には人と共存していたと推定され、神戸市灘区で出土した桜ケ丘5号銅鐸(国宝)など弥生時代の銅鐸に描かれた鳥が、これまで論争があったツルやサギではなく、コウノトリだった可能性も浮上した。
足跡の石膏型は、2011年5月21日(土)から、和泉市の大阪府立弥生文化博物館で公開される。
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