光琳と乾山 ―芸術家兄弟・響き合う美意識―

    根津美術館 | 東京都

    尾形光琳(1658~1716)は、江戸時代のなかばに、日本美術における装飾の伝統を現代のデザインに伯仲する次元までに高めた画家であり、意匠作家です。小袖の模様を思わせる図様を大画面に適用した「燕子花図屏風」は、そんな光琳の真骨頂を示す作品です。 一方、光琳の弟である.乾山(1663~1743)は、やきものの世界に新風を巻き起こした陶芸家です。日本や中国、さらに西洋におよぶ様々なやきものを学びつつ、自らの趣味晴好をも反映させた多彩な作品を世に送りだしました。乾山の存在により、陶エは芸術家になったと言えます。 同展覧会では、美術史上たぐい稀なニ人の芸術家兄弟において展開した多彩な造形、ときに相反し、ときに響き合う美の世界を展観し、そこにどのような美意識の交流があったのかを探り、ひいては光琳と乾山それぞの魅力を見つめ直そうとするものです。
    会期
    2018年4月14日(土)〜5月13日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般 1,300(1,100)円、学生 1,000(800)円

    ※( )内は20名以上の団体、障害者手帳提示者および同伴者1名の料金。
    ※中学生以下は無料
    休館日 月曜日(ただし、4月30日は開館)
    公式サイト http://www.nezu-muse.or.jp/
    会場
    根津美術館
    住所
    〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
    03-3400-2536
    光琳と乾山 ―芸術家兄弟・響き合う美意識―のレポート
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    「もう一人の芸術家」にも注目
    根津美術館で、毎年この時期に展示されている国宝《燕子花図屏風》。今年は作者の尾形光琳と、その弟の乾山という、美術史上でも稀な兄弟にスポットを当てた企画展です。乾山焼に絵付けをしたことが確実になった「もう一人の芸術家」にも注目です。
    会場
    会期
    2018年4月14日(土)~5月13日(日)
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    根津美術館では「光琳と乾山」が開催されており、プレス内覧会に参加しました。恒例《燕子花図屏風》の展示は、この季節の風物詩です。 一つの作品をライフワークとして見続けると、作品の中に自分の鑑賞経験が刻みこまれていくのを感じます。最初は、新たに理解することも多く発見もいっぱい。作品のどこに注目し、何に興味を持つかも変化します。ところが数年たつと、理解も落ち着き見慣れて、関心が下がってくるのを感じていました。その間に見た作品や体験、過去の鑑賞も影響するようです。
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