2014年5月23日(金)、今秋開催されるホイッスラー展の記者発表が行われた。
19世紀、主にロンドンとパリを拠点に活躍したアメリカ人画家、ジェームズ・マクニール・ホイッスラーの画業を網羅する大規模回顧展。日本では27年ぶり、世界でも20年ぶりの開催となる。
モネなど印象派の画家とも親交があり、また、構図や色彩の調和に点においては日本美術からインスピレーションを受けたホイッスラーは、ジャポニスムの画家として知られる。
ホイッスラーは、世界的に19世紀代表する巨匠として人気があり、まとまった作品を展示する回顧展の開催は難しいとされていたが、本展では油彩、水彩、版画、約130点が一挙に展示される貴重な機会となる。
また、東洋の陶磁器など生前の所持品や、影響を受けた浮世絵も展示する。
「ホイッスラー展」は2014年9月13日(土)~11月16日(日)まで京都国立近代美術館で、2014年12月6日(土)〜2015年3月1日(日)まで横浜美術館で開催。料金はともに一般当日1,500円。前売りチケットは京都展が8月1日より、横浜展が9月16日より発売される(一般1,300円)
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