ニュース
    赤瀬川原平の"回顧展"、千葉市美術館で「赤瀬川原平の芸術原論」展が開催中
    (掲載日時:2014年10月29日)
    千葉市美術館「赤瀬川原平の芸術原論」

    2014年10月26日(日)に77歳で亡くなった美術家・芥川賞作家の赤瀬川原平の作品展「赤瀬川原平の芸術原論」が、千葉市美術館で開催されている。

    赤瀬川は1960年代に「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」の結成に参画。中西夏之、高松次郎と「ハイレッド・センター」を結成し、前衛芸術家として活躍。作品《模型千円札》が通貨及証券模造取締法違反で起訴された事もある。

    1981年には「父が消えた」で芥川賞を受賞。80年代以降は「超芸術トマソン」「路上観察学会」などの活動を行い、1999年にはエッセイ「老人力」がブームとなった。

    展覧会では半世紀に及ぶ活動を554点の作品・資料で紹介。60年代の前衛美術から、70年代の漫画・イラストレーション、80年代のトマソン、路上観察学会の仕事など、美術分野を中心に、幅広い活動を通して展観する。

    赤瀬川の活動を本格的に紹介する美術展は、1995年に開催された名古屋市美術館で開かれた「赤瀬川原平の冒険 ─ 脳内リゾート開発大作戦」が唯一で、今回が19年ぶり、東京圏に限れば初めての開催となる。

    「赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで」は千葉市美術館で2014年12月23日(火・祝)まで開催。入館料は一般 1,000円、大学生 700円、小・中・高校生は無料。

    千葉展の後には大分市美術館(2015年1月7日~2月22日)、広島市現代美術館(2015年3月21日~5月31日)に巡回する。
     
    「赤瀬川原平の芸術原論」のチケットはこちらiconicon

    発信:インターネットミュージアム

    千葉市美術館 施設詳細ページ
    「赤瀬川原平の芸術原論」情報ページ
    千葉市美術館 公式ページ
    おすすめレポート
    学芸員募集
    (公財)サントリー芸術財団 サントリー美術館 職員(運営担当)募集 [サントリー美術館]
    東京都
    読売新聞東京本社事業局 中途採用者募集! [読売新聞東京本社(大手町)]
    東京都
    【公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集 [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    丸沼芸術の森 運営スタッフ募集中! [丸沼芸術の森]
    埼玉県
    人と防災未来センター 震災資料専門員(会計年度雇用職員)の募集 [人と防災未来センター 資料室]
    兵庫県
    展覧会ランキング
    1
    大阪中之島美術館 | 大阪府
    没後50年 福田平八郎展
    もうすぐ終了[あと9日]
    2024年3月9日(土)〜5月6日(月)
    2
    東京オペラシティ アートギャラリー | 東京都
    宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO
    開催中[あと50日]
    2024年4月11日(木)〜6月16日(日)
    3
    東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ) | 東京都
    逆境回顧録 大カイジ展
    開催中[あと15日]
    2024年3月16日(土)〜5月12日(日)
    4
    佐川美術館 | 滋賀県
    ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―
    開催中[あと43日]
    2024年3月30日(土)〜6月9日(日)
    5
    SOMPO美術館 | 東京都
    北欧の神秘 ― ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
    開催中[あと43日]
    2024年3月23日(土)〜6月9日(日)