JR東京駅 丸ノ内北口 改札前の東京ステーションギャラリーで「没後30年 鴨居玲展 踊り候え」が開催されている。
鴨居玲(1928-1985)は金沢生まれの洋画家で、宮本三郎に師事。暗く沈んだ画面で、自身を投影した人物像を重厚に表現した作品で知られる。1969年には安井賞を受賞するなど評価を得ていたが、絶望感にとらわれ、酒に溺れ、自殺未遂を繰り返すなど破滅型の人生を歩み、57歳で自ら命を絶った。
展覧会では「初期から安井賞受賞まで」「スペイン・パリ時代」「帰国後の神戸時代」「デッサン」の4章で、10代の自画像から遺作までの油彩の代表作をはじめ、素描、遺品など約100点を一堂に展示する。
「北陸新幹線開業記念 没後30年 鴨居玲展 踊り候え」は東京ステーションギャラリーで、2015年7月20日(月・祝)まで開催。観覧料は一般 900円、高校・大学生 700円、中学生以下無料。
東京ステーションギャラリー「没後30年 鴨居玲展 踊り候え」の取材レポートはこちら発信:
インターネットミュージアム>
東京ステーションギャラリー 施設詳細ページ>
「没後30年 鴨居玲展 踊り候え」情報ページ>
東京ステーションギャラリー 公式ページ