2016年4月28日(木)、東京・港区のサントリー美術館で「原安三郎コレクション 広重ビビッド」のプレス向け内覧会が開催された。
日本財界の重鎮として活躍した故・原安三郎氏(日本化薬株式会社元会長)が蒐集した浮世絵コレクションのうち、歌川広重の最晩年の代表作である名所江戸百景と、六十余州名所図会を中心に紹介する企画展。
人気がある作品のため、展覧会などで見られるのは摺りの手数を簡略化した「後摺(あとずり)」が多い中、原安三郎コレクションは「初摺(しょずり)」のなかでもとくに時期が早く、国内にも数セットしか現存しない。
ふたつの揃物を全点公開するのは、本展が初めて。描かれた場所の現地取材も行われ、広重の作品と現在の写真も比較して紹介される。
葛飾北斎、歌川国芳の名所絵などもあわせて展示される。
「原安三郎コレクション 広重ビビッド」はサントリー美術館で、2016年29日(金・祝)~6月12日(日)に開催。観覧料は一般 1,300円、大学・高校 1,000円。前売りはそれぞれ200円引きで2016年4月28日(木)23:59まで発売。
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