《加彩猿置物》

この作品の応援メッセージを見る

加彩猿置物角倉一方堂 江戸時代~明治時代(19世紀)

京都市立芸術大学芸術資料館

角倉一方堂は、名は玄寧といい、京都の町衆だった。嵯峨の角倉別邸に設けた窯で陶器を焼いたという。高橋道八(1783-1855)、永楽保全(1795-1854)ら時の名工を招いて作陶を学び、茶器、酒器などの陶器や、楽焼を制作したと伝えられる。器には一方堂の印があり、作風は道八との関係をうかがわせる。また、一方堂焼は、玄寧が三代道八(1811-79)に差配させて五条坂の陶工に作らせたものともいう。

担当者からのコメント:ユーモラスでかわいらしい猿の置物ですが、毛並みや表情は細やかで写実味があり、鳴き声も聞こえてきそうです。ちゃんちゃんこを着ているところが猿回しを連想させて、より親しみやすい印象をもたせる作品です。

この作品の応援メッセージを見る
この作品に投票する
投票は締め切りました。たくさんの応援ありがとうございました。
おすすめレポート
学芸員募集
荻窪三庭園 施設管理運営スタッフ募集! [荻窪三庭園]
東京都
野田市郷土博物館・市民会館 学芸員募集 [野田市郷土博物館・市民会館]
千葉県
金沢21世紀美術館 学芸員募集 [金沢21世紀美術館]
石川県
国立国際美術館 特定専門職員(広報、ファンドレイジング担当)募集中 [国立国際美術館]
大阪府
奈良国立博物館研究員(日本考古)募集 [奈良国立博物館]
奈良県
展覧会ランキング
1
国立西洋美術館 | 東京都
モネ 睡蓮のとき
開催まであと1日
2024年10月5日(土)〜2025年2月11日(火)
2
東京都 | 東京都
Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵 ゴッホと北斎、モネと広重
開催中[あと25日]
2024年7月10日(水)〜10月29日(火)
3
東京都美術館 | 東京都
田中一村展 奄美の光 魂の絵画
開催中[あと58日]
2024年9月19日(木)〜12月1日(日)
4
麻布台ヒルズ ギャラリー | 東京都
ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―
開催まであと28日
2024年11月1日(金)〜2025年2月2日(日)
5
出光美術館 | 東京都
物、ものを呼ぶ ─ 伴大納言絵巻から若冲へ
開催中[あと16日]
2024年9月7日(土)〜10月20日(日)