
《四人の騎手》 『黙示録』5、アルブレヒト・デューラー、1497/98年頃、1511年出版(ラテン語版再版)、木版、国立西洋美術館
これはデューラーの出世作『黙示録』の木版画のなかでも、もっともよく知られた作品である。『黙示録』の一節(6: 1-8)に含まれる諸要素、あるいは物語の時間が、一枚の版画内に圧縮され、劇的に可視化されている。
担当者からのコメント
本作は2026年2月15日まで小企画展「物語る黒線たち――デューラー「三大書物」の木版画」版画素描展示室(常設展内)にてご覧いただけます。 https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2025durer.html