
《雲板》 大正期
馬の愛称、産地、年齢、父馬・母馬の名が板に書かれてあり、馬を生産する農家の庭先で馬が取引される際にカタログの役目を果たしたそうです。売買の中心が市場に変わってからは、愛馬を記念・顕彰するものに代わっていきました。
担当者からのコメント
北海道の馬産地といえば日高!と思っているあなた。かつて釧路は馬産が盛んだったことを伝えるこの資料は当館2階展示室にあります。母の名は記されていても、父は「種馬牧場」としか書かれていません。そういう世界も知ることができます。
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