
《三春人形 巴御前》
三春人形は江戸時代中期から三春藩(現福島県郡山市、田村郡三春町)で作られていた張子の人形です。この人形は、平安時代の武将、源義仲の愛妾(あいしょう)である巴御前(ともえごぜん)が馬に乗る姿をあらわします。巴御前は武勇に優れ、かつ、美しく、義仲と共に戦場で戦った女性として知られます。
担当者からのコメント
巴御前を乗せて、勇ましく躍動感のある姿ながら、前脚を挙げたポーズがなんだか愛らしくも感じられる黒い馬です。
この人形は、「2025年 冬の常設展」の「年中行事と古人形」(12月16日(火)~令和8年3月15日(日))で展示します。午年にちなんで、馬の人形コーナーも設けます。こちらの馬にも、ぜひ会いにいらしてください。
ほかにも、冬の博物館を楽しんでいただけるよう、さまざまな展示や催しを企画しています。(詳細は→https://www.city.sendai.jp/museum/shisetsuannai/huyuhaku2025.html)
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