
《勝軍地蔵尊像》
吉川家17代当主広家公の所用の勝軍地蔵尊像です。
祖父に当たる毛利元就からの遺品として伝わり、広家公が12歳から60歳あまり迄戦陣では肌身離さず所持していました。
数々の武功もこの像の加護によるものだと思われていたようです。
担当者からのコメント
広家公の所用品としてご紹介するには欠かせない史料です。
この像のおかげで広家公が生き延びたと言っても過言ではないかもしれません。
黒塗厨子の両開きの扉を開けると、写真のように中は金箔が貼られ神々しさを感じます。
高さ8cmという小さいものですが、とても精巧に作られていますのでこの機会に見て知っていただけると嬉しいです。
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