
《天覧山麓大競馬会のてぬぐい》
大正13(1924)年に飯能町で開催された草競馬に伴って作成されたてぬぐい。草競馬は博物館の隣にあった天覧山グラウンド(現在の中央公園)が大正5年に設置された際にも開催されており、多くの見物人で賑わった様子が写真資料にも残されています。
大きさは現在も一般的な90×30センチで、白地布の中央に力強く躍動する馬が描かれています。飯能町や天覧山麓といった記載から、飯能の町での一大イベントであった様子が想像できます。
担当者からのコメント
飯能市立博物館(きっとす)は天覧山の麓に飯能市郷土館として開館して、36年目を迎えます。平成30年度に常設展示室を山・町・里・飯能今昔の4つのゾーンから成る歴史展示室にリニューアルし、飯能河原・天覧山周辺の自然のビジターセンター機能も加え、山歩きの方々など、たくさんの方にお越しいただいています。
手ぬぐいに描かれた馬のように、職員一同、力強く駆けぬける1年にしたいと思います!2026年もきっとすをよろしくお願いします。
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