
《ハリガネムシ》
1964年に栃木県で採集された、オオカマキリに寄生するニホンザラハリガネムシの標本です。
当館1階で展示されています。英語では「horsehair worm」。馬のたてがみや尾の毛にちなんでこう呼ばれています。
ハリガネムシは一見すると細くて脆そうですが、名は体を表す。寄生虫の中では頑丈な体の持ち主です。
担当者からのコメント
馬は関係ない?そうおっしゃらずに。英語ではしっかり馬にちなんだ名前がついています。
ハリガネムシといえば、自身が泳ぎ出て繁殖するために、寄生したカマキリやカマドウマを水辺に誘導して飛び込ませる「宿主操作」をすることで有名です。
この魅力的な標本が、皆様を投票へと誘導できることを願っています。
投票は1日1回までとなります。