びちゃ
芸術家というのは、世間の制約から、出来るだけ解放された状態で、自分の中のインスピレーションを表現するので、小松のように、自分の中の霊性を表現するのは、芸術家の本性だと思う。珍しく宗教感が前面に出過ぎているので、宗教団体とかに悪用されないでいて欲しいと願う。
作品は、自由な絵の具の動きと、細かな表現が混在していて、若干、荒削りな感じがするが、迫力もあり、面白いと思う。これまでも作品は変化してきているので、これからも進化を続けて欲しい。作品に霊性を帯びるかは、今後の評価にもよるが、神獣という具象ではなく、抽象的な表現から、霊性を感じさせる作品になって欲しい。