ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展

様々な時期の作品を鑑賞できてよかった。

元は美術商だったベルクッグリューンのプライベートコレクション、と言うことで、彼が選りすぐった作品と言うことなのだと改めて認識した。多作のピカソならちょっとなぁと感じる作品もあるはずなんだけど、残念だと思う作品が1点もない。ピカソって何度も繰り返し見てるけど、その度に発見があり、作品のインパクトが強い。展覧会のタイトル通りピカソの生涯を通じての作品をこれほどまとまって見せてくれるとは驚きでしかなかった！が、それ以上に、その後にくる、ピカソの後に来るからこそ、際立った「クレー」が本当に素晴らしかったわぁ。マティスは東京でマティス展が開催されることもあってか、展示件数は少ない･･･けれど、切紙は躍動が画面から溢れる。評判は広まりこれからは混んできて写真OKは難しくなるかもしれないなぁと感じた。