北斎「冨嶽三十六景」Digital Remix

    MOA美術館 | 静岡県

    概要 葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、富士の威容を示すほか、富士周辺のさまざまな場所で、生き生きと働く庶民の姿を描いた風景版画シリーズの金字塔です。 その独創的な構図は、クロード・モネやポール・セザンヌの作品にインスピレーションをもたらすなど、世界的な影響の大きさが知られています。 特に「神奈川沖波裏」は「the Great Wave」として欧米で知られ、フランスの作曲家クロード・ドビュッシーが作曲した管弦楽曲『海』初版の表紙デザインには、波の部分が用いられています。 本展では、「神奈川沖波裏」や「赤富士」として知られる「凱風快晴」を高精細デジタル画像として撮影し、当館スタッフの技術により、オリジナル・フィルム・プロジェクションとしてリミックス(再構成)します。 その他、作品が描かれた地点の現在の風景を撮影・展示し、再構成による新たな魅力を発信します。 刊行から190年を経過してもなお色褪せない「富嶽三十六景」の魅力を、デジタル・リミックスによる新感覚でお楽しみください。 みどころ ①全46図一挙展観!  「冨嶽三十六景」は、当初刊行された三十六図が好評を博したことから、10図を追加して全46図が制作されました。本展では、全46図を一挙展観します。 ②版画のわざ×デジタル 摺りのわざを高精細映像でたしかめる。  1億5千万画素の高精細画像として撮影したデジタル素材を活用し、「冨嶽三十六景」を大画面プロジェクションとしてリミックスします。肉眼では不可能な拡大により、紙の質感や摺りの技まで没入感のある映像空間でお楽しみください。 ③風景画×デジタル 今も面影をのこす風景をデジタルで比べる。 江戸時代当時に作品が描かれた場所を独自に取材し、映像や画像で比較展示します。なお面影をのこす町並みや、変化した風景などリミックスされたオリジナルショットをお楽しみください。 冨嶽三十六景について 葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、江戸後期の旅や行楽への関心の高まりや、当時の富士信仰の盛行を背景に、天保2年(1831)頃より西村永寿堂から刊行されたシリーズものです。これらは、まとめて一時に刊行されたのではなく、数年にわたり断続的に制作されと考えられ、最初に出版された36図に、好評につき追加出版された10図を加えた全46図からなります。 三角形や円などの幾何学形を用いた斬新な構図や遠近法によって、富士を、場所、時間、季節を変化させて描き分けています。また、西洋から輸入された「ベロ藍」と呼ばれる化学顔料の鮮やかな発色を効果的にいかしています。 北斎はそれまでにも東海道絵や名所絵など、風景を扱った作品を幾つも手がけていましたが、「冨嶽三十六景」は、風景そのものを主人公とし、浮世絵風景版画というジャンルを確立させた記念碑的な作品です。
    会期
    2024年4月19日(金)〜5月22日(水)
    会期終了
    開館時間
    9:30-16:30
    料金
    一般 1,760円(1,430円)
    高大生 1,100円(770円)
    中学生以下 無料
    シニア割引 1,540円
    障害者割引 無料
    休館日 木曜日
    チケットを買う https://www.e-tix.jp/moaart/
    観覧時間の目安 90分
    公式サイト https://www.moaart.or.jp/
    会場
    MOA美術館
    住所
    〒413-8511 静岡県熱海市桃山町26-2
    0557-84-2511
    おすすめレポート
    学芸員募集
    【新卒/経験者OK】都内環境啓発施設、常勤スタッフ(コーディネーター)募集中! [エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター・区民ギャラリー)など]
    東京都
    阪神甲子園球場職員(歴史館担当) [阪神甲子園球場(兵庫県西宮市、阪神電車「甲子園駅」徒歩3分)]
    兵庫県
    町田市民文学館ことばらんど 会計年度任用職員(一般事務・広報担当) [町田市民文学館ことばらんど]
    東京都
    町田市民文学館ことばらんど 会計年度任用職員(学芸員:展示)募集 [町田市民文学館ことばらんど]
    東京都
    やないづ町立斎藤清美術館地域おこし協力隊(地域アートまちづくり事業)1名募集 [やないづ町立斎藤清美術館]
    福島県
    展覧会ランキング
    1
    東京国立博物館 | 東京都
    特別展 大徳寺
    開催まであと260日
    2026年10月14日(水)〜12月6日(日)
    2
    東京国立博物館 | 東京都
    東博能
    開催まであと80日
    2026年4月17日(金)〜6月7日(日)
    3
    三菱一号館美術館 | 東京都
    トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで
    開催まであと23日
    2026年2月19日(木)〜5月24日(日)
    4
    ガスミュージアム | 東京都
    「明治おしゃれ物語」
    開催中[あと54日]
    2026年1月10日(土)〜3月22日(日)
    5
    上野の森美術館 | 東京都
    シンシナティ美術館展 ~アメリカに渡ったヨーロッパの至宝~
    開催まであと256日
    2026年10月10日(土)〜2027年1月10日(日)