立花家は、初代・立花宗茂(1567~1642)から幕末の十二代・鑑寛(あきとも)(1829~1909)まで、歴代が柳河藩主を務めました。また、近代に入り大名領国制が廃止となってからも、屋敷であった御花(おはな)に拠点をおき、農業の振興や文化観光の促進に尽力しました。立花家に伝わる武具甲冑や調度品などの大名道具は、柳川の歴史を語る上で欠くことのできない貴重な文化財であり、400年の長きにわたって柳川の地で大切に守られてきました。
より良い環境で保管するため、当面の間、九州歴史資料館に預けられることになり、本展は当館に保管されて以降、初めてのお披露目の機会となります。宗茂をはじめとする歴代藩主の武具甲冑や、茶の湯や能に関わる道具類、女性たちが手にした婚礼調度や雛道具など、豪壮かつ華麗な大名道具の数々を一堂に展示します。
関連事業
・10月10日(土)第7回九歴講座「柳河藩立花家-文化財の現在地とこれから-」國生知子(当館学芸員)
・10月25日(日)特別展記念茶会
・10月30日(金)第7回夕べのギャラリートーク「立花家の武の世界」井形 進(当館学芸員)
・10月31日(土)特別展記念講演会「伝来のかたち、歴史のうねり-立花家の大名道具が語るもの‐」植野かおり氏(立花家史料館館長)
・11月8日(日) 文化財めぐり「立花家ゆかりの地をめぐる」
・11月14日(土)第8回九歴講座「古文書でたどる柳河藩立花家」白石 直樹氏(柳川古文書館館長)
・11月15日(日)アクロス・ミュージックキャラバンin 九州歴史資料館
・11月27日(金)第8回夕べのギャラリートーク「立花家の文と花の世界」國生 知子(当館学芸員)