明治神宮　その歴史と建築

秋の大祭にあたり、１０月２６日（土）から１１月４日（月・祝）の間、明治神宮宝物殿を公開いたします。 　宝物殿は、明治神宮創建の翌年大正10年11月1日に開館しました。平成23年には、その歴史的価値が高く評価されて国指定重要文化財へ指定されましたが、その後、東日本大震災による被害の修復や耐震補強などの工事が進められました。 　令和元年に明治神宮ミュージアムの完成により、宝物殿は両御祭神の御物を収蔵・展示する機能を譲りましたが、これまでの間、関東大震災、東京大空襲、東日本大震災と3度にわたる大災害に見舞われても優れた耐火性や耐震性を発揮し、我が国初期を代表する高床式校倉造りの鉄筋コンクリート建築物として、百年の時を超えて威容を誇っています。 明治神宮ミュージアム入館券のご提示で宝物殿にもご入館いただけますので、ぜひ足をお運び下さい。