埼玉県立歴史と民俗の博物館では、特別展・企画展を開催していない時期にも期間限定の展示を開催しています。
常設展示室の一角で、令和6年3月から新たに3つの展示が始まります(展示により会期が異なりますのでご注意ください)。
美術特集展示「ほとけを飾る」(常設展示室第4室)
美しく装飾された仏像や仏画、そして堂宇。これらは私たちの目をたのしませるものですが、仏教美術品を美しく厳かに飾り立てることそのものには宗教的な意義があります。こうした行為は「荘厳(しょうごん)」と称され、仏教をモチーフにした造形物に対する人々の憧憬や畏怖の念を促すものでした。本特集では、仏教美術品とその飾りに焦点をあて、様々な資料を紹介します。
会期:令和7年3月11日(火)~5月11日(日)
※会期中展示替があります。
歴史特集展示「埼玉の自然と人々の営み」
「循環型」「持続可能」な社会の構築が求められる現代において、資源としての山林の保全と活用の両立はとても重要なテーマです。埼玉県では、県土の3割ほどを占める山林の利用が古くから行われてきました。5月に秩父ミューズパークで開催される全国植樹祭にあわせ、埼玉県における林業の歴史を紹介します。
会期:令和7年3月11日(火)~6月1日(日)
民俗コラム展示「印半纏」(常設展示室第10室)
印半纏(しるしばんてん)は、紺木綿の単衣または袷仕立ての半纏で、衿や背、裾回りに、屋号や紋、文字などを白く染め抜いたものです。職人や商人の仕事着としてのほか、火消半纏、祭り半纏などとして着用されてきました。印半纏の図柄やその配置には決まりがあり、絵場屋と呼ばれる職人によって粋なデザインが作り上げられています。本特集では、当館所蔵の印半纏やその製作に使用する型紙を紹介します。
会期:令和7年3月18日(火)~6月1日(日)