水庭に美をあつめて　～佐川美術館コレクション～

琵琶湖や比叡山に囲まれた立地と、自然環境に調和した建物と水庭が象徴的で多くの人に親しまれている佐川美術館。この度、佐川美術館所蔵のコレクションを、全国で初めて一堂にご紹介します。「平和の祈り」を仏教伝来の道シルクロードに重ねた、日本画家・平山郁夫(1930～2009)。薬師寺玄奘三蔵院に献納した壁画を描きなおした《大唐西域画》シリーズ７面を全てお見せします。「人間の美」を追求した彫刻家・佐藤忠良(1912～2011)の帽子シリーズや、愛らしい動物たち。桃山時代以来の樂茶碗 の伝統に立脚しながらも、前衛的な作風を築き上げる陶芸家・樂直入（十五代吉左衞門）(1949～)の「守破離」をテーマとした作品をご紹介します。日本を代表する三人の巨匠を中心に、貴重な作品の数々をご堪能いただきます。 （公式サイトより）