特別展「九谷赤絵の極致 宮本屋窯と飯田屋八郎右衛門の世界」

    模様は吉祥の形。繊細な筆でうつわを埋め尽くす。

    滋賀県立陶芸の森 陶芸館 | 滋賀県

    「九谷赤絵」とは、九谷焼の様式の中で、赤と金の細密描写を特徴とする絢爛豪華なやきものです。 九谷焼の赤絵は、石川県加賀市に開窯した「再興九谷」の宮本屋窯(1832~1859)で大成されました。宮本屋窯の赤絵は、黒みがかった赤(通称・血赤)で文様を細かく描き込んだ赤絵細描と、金彩とともに赤以外の上絵釉を用いた点が特徴です。また画題の一部に、中国・明時代の墨の文様集『方氏墨譜』から着想を得たことで独自の表現を広げました。とりわけ、主画工・飯田屋八郎右衛門(1801~48)が、細密描写に優れた手腕を発揮しました。 「九谷赤絵といえば宮本屋窯」と呼ばれ、その絵付は極めて繊細で、完成に多くの時間を要するため現存数が極めて少なく、これまで全国的に一堂に展示紹介される機会がありませんでした。 本展では、細密描写という高い技術力に支えられた九谷赤絵の珠玉の作品の数々をご覧いただきます。
    会期
    2025年10月11日(土)〜12月14日(日)
    開催中[あと22日]
    開館時間
    9時30分~17時(入館は16時30分まで)
    料金
    一般:900円(720円)/大学生:720円(570円)/高校生以下 無料 ※( )内は20人以上の団体料金
    休館日 毎週月曜日(10月13日・11月3日・11月24日(月・祝)は開館し、翌日振替休館)
    観覧時間の目安 60分
    公式サイト https://www.sccp.jp/exhibitions/20132/
    会場
    滋賀県立陶芸の森 陶芸館
    住所
    〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
    0748-83-0909
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