かみ派の美術

諏訪につどった前衛たち 1969−1974

長野県伊那文化会館 | 長野県

1960年代後半、日本社会では制度や価値観への疑問が高まり、美術や芸術の世界でも表現や制度のあり方が大きく揺らぎ始めました。長野県諏訪地域には、絵画や彫刻といった物質的な作品から距離をとり、「ことば」や「行為」を通じて哲学的に社会と向き合おうとする前衛たちが集いました。 当時、下諏訪町には観念美術を提唱していた松澤宥(ゆたか)がおり、全国的にも注目されていました。そのため、これまで彼らの活動は松澤宥を中心に語られてきましたが、本展では、個々の作家やイヴェントに着目し、残された写真や書簡、展覧会資料などを手がかりに、それぞれの表現や関係性を紐解きます。諏訪の豊かな自然と文化に影響を受けて彼らが試みた表現をご覧いただける、貴重な機会となります。 かみ派の「かみ」は紙です。非物質な芸術を目指した彼らは、表現や記録の媒体として「紙」を使いました。「かみ派」という言葉は、当時一部の作家たちの間で使用されていましたが、彼らが名乗ったグループ名ではありません。しかし、歴史として彼らを振り返るときに、その表現や作品の多くを「紙」によってこそ辿ることができます。そこで本展では、彼らの総称として「かみ派」という言葉を用いることにしました。作品に込められた思想や交流の軌跡を感じていただければ幸いです。
会期
2026年1月31日(Sa)〜3月1日(Su)
会期終了
開館時間
9:00~17:00
料金
一般500(400)円、大学生・75歳以上300(200)円、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
休館日
2月2, 9, 16日(月)、2月24日(火)
チケットを買うhttps://inabun.jp/sponsor/2026/01/-19691974.php#003620
観覧時間の目安60分
公式サイトhttps://inabun.jp/
会場
長野県伊那文化会館
住所
〒396-0026 長野県伊那市西町5776
0265-73-8822
諏訪につどった前衛たち 1969−1974
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