像・象・相(ぞう)

佐藤美術館 | 東京都

本展は多摩美術大学大学院日本画研究領域二年に在籍する12名による展示です。 展覧会タイトル「像・象・相(ぞう)」は、本来異なる読みを持つ漢字をあえて「ぞう」と統一して読むことで、同じ音の中に複数の意味を重ねています。 「像」は、形あるものの再現であり、目に映るものを描きとめようとする試みを示します。「象」は、自然や記憶のなかに宿る抽象的なイメージであり、心に残る感覚や思念を喚起するものです。そして「相」は、物事が出会い、関わり合う姿そのものを指します。 これら三つの意味は、私たちが日々の制作のなかで向き合っている課題そのものでも あります。    現代の日本画につながる表現形式は、自然を見つめ、かたちを捉えることから始まりました。その過程では、単なる写生にとどまらず、対象を通して世界との関わりを探り、見えたもの・見えなかったものを併せて描き出そうとしてきました。私たちもまた、 現実の風景や人物、日常の一瞬に潜む記憶や感情を素材としながら、それぞれの視点と表現方法で「像」「象」「相」を描き出そうとしています。    本展では、12名それぞれが異なる関心や表現方法を持ちながらも、同じ「ぞう」 という音に託されたテーマを共有しています。そこには、かたちと意味、現実と想像、 そして「観る」という行為自体の重なりを探る試みが込められています。 ご高覧いただく皆さまにとって、この多様な視点の交わりが新たな気づきや問いを 生み出す契機となれば幸いです。
会期
2026年4月16日(Th)〜4月29日(We)
開催まであと55日
開館時間
10:00~17:00※入館は閉館15分前まで
料金
入場無料
休館日4月20日(月)・4月27日(月)
観覧時間の目安~60分
会場
佐藤美術館
住所
〒160-0015 東京都新宿区大京町31-10
03-3358-6021
像・象・相(ぞう)
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