名前を変える魚たち

末は社長か大臣か?出世魚

鳥羽市立海の博物館 | 三重県

「出世魚」とは、標準和名のほかに、成長の度合いに応じて呼称が変わる魚の総称です。 ブリは最もよく知られるところですが、ほかにも例えば、寿司ネタとして人気のコハダは標準和名・コノシロのまだ小さな個体の名ですし、意外なところでは、日常の食卓でおなじみのイワシも出世魚に数えられることがあります。 名前の変わり方は全国で一定ではなく、ブリであれば、関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリと変わりますが、それ以外にも各地に別称があり、地域性に富んでいるのも面白い点です。 なぜこのように呼び方を変えたのか?成長して大きさが変わることによって、調理方法や商品価値が変わるため、区別しやすいよう異なる名称を使用したという説もあります。 また、武士が元服して名前を変えるのに似て縁起の良いことから、出世魚はハレの場でも盛んに使用されており、日本人の生活慣習とも密接な関わりがある文化と言えます。 本展は、名前を変えてゆく出世魚を通して、日本の魚食文化の奥深さや、それらを漁獲するための漁師の知恵が詰まった漁撈習俗、言語・信仰などと海との結び付きを多くの方に感じていただくために企画しました。
会期
2026年4月25日(Sa)〜7月5日(Su)
開催中[あと54日]
開館時間
9:00~17:00
料金
入館料 大人800円、学生400円
休館日
6月26日~6月30日
公式サイトhttp://umihaku.com/tenji/tokubetsu.php
会場
鳥羽市立海の博物館
住所
〒517-0025 三重県鳥羽市浦村町大吉1731-68
0599-32-6006
末は社長か大臣か?出世魚
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