公益社団法人日本グラフィックデザイン協会が発行する年鑑『Graphic Design in Japan』から選出される「亀倉雄策賞」と「JAGDA新人賞」。2026年度の受賞記念展を、この夏、GOOD DESIGN Marunouchiで連続開催します。
「亀倉雄策賞」は、JAGDA初代会長・亀倉雄策(1915–97)の業績をたたえ、1999年に創設されました。グラフィックデザインの芸術性、本質を追求した亀倉の遺志を尊重し、普遍性と革新性をもったグラフィックデザインの顕彰を目的として、毎年、年鑑『Graphic Design in Japan』全出品作品の中から最も優れた作品とその制作者に贈られています。
28回目となる今回は、田部井美奈氏による、個展の作品・空間構成・告知ツール・作品集「光と図形と、その周辺」に決定。オブジェを組み合わせて撮影し二次元に定着したシリーズ作品を中心に、その被写体を再現したセットとともに展示空間を構成しているもの。構成主義的な表現に、次元を意識した巧妙な戦略が潜み、奥行きを感じさせた等、高く評価されました。この受賞を記念し、新たな空間と光の中で提示いたします。
【田部井美奈】
1977年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。2003年より服部一成氏のもとで活動し、’14年に独立、田部井美奈デザインを設立。広告、書籍、パッケージ、展示、空間構成などの領域において、色彩や幾何学を軸に、光などの現象と物の関係性を探り、平面と立体を行き来するような視覚表現に取り組む。主な仕事に「武蔵野美術大学」のイメージビジュアル、「マティス展」、『奥能登半島/石川直樹』『ミライの源氏物語/山崎ナオコーラ』の装丁、「(NO) RAISIN SANDWICH」「Mame Kurogouchi」のパッケージデザイン、展示「光と図形」など。'19年東京ADC賞受賞。AGI(国際グラフィック連盟)会員。
【同時期開催】
・6月26日(金)〜8月6日(木)
東京ミッドタウン・デザインハブ第119回企画展「日本のグラフィックデザイン2026」
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ
・7月16日(木)〜30日(木)
「JAGDA新人賞展2026 浅野隆昌 石田和幸 大坪メイ」
場所:GOOD DESIGN Marunouchi