アーティストグループ「ビッグ・ネイチャー・ペインティングス」ー佐藤健太郎、土田翔、安田萌音―をご紹介します。互いの視点を擦り合わせながら、「自然を描く」ことの意味を問い直し、展覧会を通じて表現の可能性を模索した展示をご覧いただきます。
「山河在」は、杜甫の詩「春望」の一節「國破山河在」から引用しています。「春望」は、戦乱による不条理を憂いながら、山河、草木、花、鳥といった風景を通して、人間の感情や時代の揺らぎを描いた詩です。
本展では、山河を単なる自然風景ではなく、都市や文明と地続きにあるものとして捉え直します。大地の隆起や水の循環と同様に、都市や文明もまた生成と消失を繰り返していると考えるならば、文明も山河のなかに在ると言えるかもしれません。
佐藤健太郎、土田翔、安田萌音の 3 名は、自然の循環や身体感覚、素材に生じる変化を手がかりに、それぞれ異なる視点と方法から「山河」を捉えます。古典の詩と現代の作品が重なり合う中で、「山河」を現代に読み直す展覧会です。
※大型作品を中心に、6~8 点を展示予定
■主 催 / 佐藤健太郎 ・ 土田翔 ・ 安田萌音 ・ 柏倉風馬(コーディネーター)
■企 画 / UNPEL GALLERY