イリヤ&エミリア・カバコフ展 「私たちの場所はどこ?」

森美術館 | 東京都

 物語性に満ちたユニークな絵画やインスタレーション作品で世界中から注目されるロシア人アーティスト、イリヤ&エミリア・カバコフ(ニューヨークを拠点に活動)の新作展を開催します。この展覧会はイタリア・ヴェネチアのケリーニ・スタンパリア財団とローマに2004年秋に開館する21世紀国立美術館との共同開催となるもので、大好評を博したヴェネチアでの発表(2003年6~9月)に続き、森美術館52階にて開催されるものです(森美術館会期終了後ローマへ巡回予定)。イリヤ&エミリア・カバコフの最新作となる本展では、3つの時代の展覧会が異なるスケールで同じ展示空間の中に設置され、観客はまるでガリバーか小人になったような不思議な驚きと面白さを体験します。巨大なスケールで展開される「過去」の展覧会、ミドルスケールの「現在」、床に隠された別世界の存在を垣間見させてくれるミニサイズの「未来」の展覧会を見るために、来館者は時に見上げ、時にかがみこむなど様々な姿勢をとりながら空間をめぐることになります。  絵画や彫刻、テキストや雑多な日常の記憶の断片で、さりげなくも緻密なトータル・インスタレーションを成立させるのがカバコフの作風。観客は入口から出口までの空間をめぐりながら時間、オブジェ、光と色、音に巻き込まれ、それらの意味の「相対性」の中に身を置き「自身の場所はどこか」「自分は何者か」を考えるきっかけを掴みます。体験する中で自身の記憶や想像力を動員して自由に遊ぶ面白さを発見されるはずです。文学的側面においても才能を発揮するカバコフがつむぎだす途方もない世界。そこには特定のイデオロギーや物語に回収されるのを避け続けてきたカバコフならではの眼差しがあります。旧ソ連の政治体制、また第二次世界大戦から現在という時代の波にさらされてきた中で培われた強靭なユーモアと批評精神が独自の作品世界と人柄に息づいているのです。
会期
2004年5月29日(Sa)〜7月19日(Mo)
会期終了
開館時間
月・水~日曜日10:00~22:00
火曜日 10:00~17:00
(いずれも最終入館時間は閉館の30分前まで)
*展覧会により変更する場合がございます。
*最新情報は、美術館のウェブサイトをご確認ください。
料金
一般:1,500 <1,800> [2,000] 学生:1,000 <1,300> [1,500] 子供:500 <800> [1,000] 本展チケットにMAMプロジェクト002(~7月19日)と展望台東京シティビュー入館料含 <平日セット料金:カバコフ展、MAMプロジェクト002 + MoMA 展(~8月1日)+展望台東京シティビュー入館> [休日セット料金:上記同セット] *学生(高校・大学生)子供(4歳以上~中学生) *休日は土、日、祝日 
休館日
会期中無休
会場
森美術館 52階
住所
〒106-6150 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
050-5541-8600(ハローダイヤル)
050-5541-8600(ハローダイヤル)
イリヤ&エミリア・カバコフ展 「私たちの場所はどこ?」
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