『長崎オランダ正月』展

アサヒビール大山崎山荘美術館 | 京都府

 「オランダ正月」とは江戸時代に、太陽暦の1月1日に行った新年のお祝いのことです。長崎出島に住むオランダ人は、大勢の客人を呼び祝宴を開き、西洋料理やワインを振る舞いました。キリシタン禁令下にあって、実はクリスマスを密かに祝う行事だったとも言われています。日本人で初めて太陽暦でお正月をお祝いしたのは大槻玄沢をはじめとする蘭学者達で、これも「オランダ正月」と呼んでいました。  鎖国令下の日本人にとって、長崎の出島は外の世界に向かって開けられた、ただひとつの窓でした。出島のオランダ商館の生活やカピタン(商館長)などは好奇の的であり、絵師達の描く泥絵絵画は、長崎土産として、広く流布しました。  『オランダ船図』は、ヨーロッパから長崎まで万里の波涛を乗り越えて来たオランダ船です。船上ではカピタンの指揮のもと、船乗り達がきびきびと立ち働いています。風をはらんだ帆、旗、船尾、火砲の配置も面白く、呉粉で描かれた波の描写は秀逸です。『オランダ商館饗宴図』は、「オランダ正月」を祝う長崎オランダ商館長他のオランダ人達の食事風景で大変珍しいものです。  このほか、『カピタンの肖像』、芹沢けい介『聖者図』、ドイツ人ケンペルの著した『日本誌』など、クリスマスから新年に相応しい作品を取り揃えて展示いたします。
会期
2005年12月14日(We)〜2006年2月12日(Su)
会期終了
開館時間
10:00~17:00(最終入館時間は16:30まで)
料金
大人700円(600円)、高大生500円(400円) *( )内は20名以上の団体料金
休館日
月曜日(祝日の時は翌火曜日が休み)、年末年始休みは12月26日(月)~1月2日(月)
会場
アサヒビール大山崎山荘美術館
住所
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
075-957-3123 (総合案内)
075-957-3123 (総合案内)
『長崎オランダ正月』展
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