第4期テーマ作品展『「北欧紀行 古き町にて」を読む』、『雪月花/日本の心と風情』

香川県立東山魁夷せとうち美術館 | 香川県

 東山魁夷は、1962年4月18日から7月29日まで北欧4ヵ国であるデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドを巡る写生旅行に出ました。北欧滞在中は、日本とは異なる自然の姿に魅了されながらもその地に住む人々の生活や習慣にも触れ、人と自然との関わり合いについて学ぶこととなりました。今回展示する『北欧紀行 古き町にて』は、この北欧旅行でのスケッチを元に昭和39年リトグラフの装画本として100部刊行されたもので、56点のオリジナルリトグラフが収められています。序文は川端康成が執筆し、北欧の人々の生活と古い街並みが、魁夷の随筆とともに綴られています。  東山魁夷は、このような異国の地である北欧の自然に魅せられたその経験を通して、日本にも自然と共存する人々の暮らしぶりがあり、ヨーロッパにはない日本特有のものが存在することに気付いたのでした。帰国後、魁夷は改めて日本の自然や風土について取材することを心に決め、日本の原風景や古都を主題とした制作に取り組み始めました。  日本の特徴的な風土は、四季折々に変化する自然環境によって培われてきました。季節に応じてさまざまな表情を見せる豊かな自然、そしてその自然に親しむ人々の心が日本の文化を育んできたともいえるでしょう。「雪月花」は、そうした四季折々の美しい自然の姿を言い表すことばとして、とりわけ日本人には愛好されてきました。古くは万葉集にも詠まれ、自然は風情や情緒といった人々の暮らしに関わる欠くことのできない存在となりました。本展覧会では、日本と北欧における自然と文化の関わりについて紐解きながら抒情詩的に綴る魁夷の絵画世界を紹介します。
会期
2007年2月1日(Th)〜4月15日(Su)
会期終了
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金
一般(大学生を含む)300円(240円)、高校生150円(120円)、小・中学生100円(80円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※高校生以下の場合は、土・日・祝日は無料 ※高校生以下は学校教育の一環として団体で入館する場合には無料 ※65歳以上の場合、無料(長寿手帳をご提示ください)
休館日
月曜日(祝日の場合は、翌日が休館)
会場
香川県立東山魁夷せとうち美術館
住所
〒762-0066 香川県坂出市沙弥島字南通224-13
0877-44-1333
第4期テーマ作品展『「北欧紀行 古き町にて」を読む』、『雪月花/日本の心と風情』
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