「現代美術展」は石川県下で最大規模を誇る公募展です。その歴史も古く、戦後間もない昭和20年10月に「美術文化の向上による新日本建設への寄与」をスローガンとし、記念すべき第1回展が開催されました。以後、毎年継続され今回で62回目となります。
当展は県内在住の文化功労者、日本芸術院会員や重要無形文化財保持者(人間国宝)を筆頭とした、現代の美術界を牽引する作家作品をはじめ、これから更なる制作活動をしていこうという新進気鋭の作家まで、幅広い層から出品・応募されています。展示は出品委嘱作家作品に加え、入選率50%という厳しい審査を経た作品、合わせて約1000点が展示されます。
これだけの作品を一堂に鑑賞できる機会は貴重であり、現在の石川県における美術の流れを展観する絶好の機会といえるでしょう。
七尾展は昭和21年6月の第2回展が開催された後は、平成7年4月の当美術館開館を機に、毎年、能登築関連作家作品を中心に展示し「現代美術展」の地方展という形で開催され、今年で12回目を迎えます。
昨年は地元作家の活躍も目覚ましく、「第61回展七尾展」では金沢展出品作品987点の中から、過去最多の231点を紹介することができました。今年も「現代美術展」出品作品の中から、能登地区(宝達志水町以北)在住者の作品、最高賞・次章・委嘱賞受賞作品、能登地区在住および出身委嘱作家作品、財団法人石川県美術文化協会役員の作品を選抜し、日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真の6部門で約200点を展示予定です。