特別展 崇高なる山水—中国・朝鮮、李郭系山画の系譜—

大和文華館 | 奈良県

 約千年前、中国華北の雄大な自然に根ざした山水表現が生まれました。その山水は画面に吸い込まれるような遠近表現を持ち、岩は雲のように描かれていたと言われます。五代・北宋の巨匠、李成と郭煕によって集大成されたその画派は、以後李郭派と呼ばれ、東洋山水画の古典として大きな影響力を持ってきました。  李郭派にははっきりとした師承関係はありません。しかし、淡墨を重ねるようにして作り上げられた空間のイリュージョンや、蟹の爪のように描かれた樹木などには、清代に至るまで特徴的な画風の継承が認められます。李郭派は、南宗画(江南山水画を主とする)を正統とする文人画観が明代に成立すると、職業的な北宗画としてより低くみなされるようになりました。しかし西洋画法の導入とともに、その構図法は再び見直され、力強く復活します。  本展観では宋代から元明をへて清初にいたるまでの李郭系統の山水画に加え、特にその影響を深く受けた朝鮮半島の山水画も展示します。李郭派は東洋絵画の巨流でありながらも、今まで十分な紹介はなされてきませんでした。本展観は我国で初めて李郭派山水画を本格的に紹介する特別展となります。
会期
前期:2008年10月11日(土)~2008年10月26日(日)後期:2008年10月28日(火)~2008年11月16日(日)
会期終了
開館時間
10:00~17:00(入館は16:00まで)
料金
一般(高校・大学生を含む):900円、小学・中学生:450円 ※20名以上の団体は相当料金の1割引きで引率者1名無料)
休館日
毎週月曜日(ただし、10月13日<祝・月>、11月3日<祝・月>は開館し、翌日が休館)
会場
大和文華館
住所
〒631-0034 奈良県奈良市学園南1-11-6
0742-45-0544
特別展 崇高なる山水—中国・朝鮮、李郭系山画の系譜—
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