「国宝」を創った男 六角紫水展

広島県立美術館 | 広島県

 明治維新後の廃仏毀釈や欧化政策により日本の伝統的文化財は存亡の危機に瀕しました。これらの文化財を調査・保存し,国宝指定するため,明治30年制定の古社寺保存法のもと,中尊寺金色堂(岩手県)を皮切りに,厳島神社(広島県)や三徳山三仏寺(鳥取県)など,岡倉天心らとともに全国を奔走した一群の人々の中に,若き日の漆芸家・六角紫水がいました。  六角紫水(慶応3・1867年~昭和25・1950年)は瀬戸内海に浮かぶ能美島の大原村(現在の広島県江田島市大柿町)に生まれ、東京美術学校美術工芸科漆工部を第1期生として卒業して以来,東京美術学校教授,帝国芸術院会員などを歴任し,わが国の近代漆芸史に大きな足跡を残しました。  その業績は,わが国漆芸の,伝統技法の研究と継承,芸術性の向上や近代化,応用範囲の拡大と普及,文化財保護や学術研究など多岐にわたります。なかでも,日本の伝統文化が存亡の危機にあった激動の近代において,古社寺保存法による国宝指定やそれらの研究模写を積極的に推進したことは,わが国特有の伝統文化である漆芸を保存し,継承する上で,紫水の幅広い活動の中でも特筆すべき功績といえます。
会期
2008年11月18日(火)~2009年1月12日(月・祝)
会期終了
開館時間
9:00~17:00(金曜日は開館延長あり)
※入場は閉館30分前まで
料金
一般1,000円(800円) /高・大学生600円(400円) /小・中学生400円(200円) ※( )内は前売及び20人以上の団体料金
休館日
月曜日(ただし11月24日、1月12日は開館):年末年始(12/25~1/1)
会場
広島県立美術館
住所
〒730-0014 広島県広島市中区上幟町2-22
082-221-6246
「国宝」を創った男 六角紫水展
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