ターミネーター展　～ロボットとボクらの未来～

　映画「ターミネーター」の第1作が製作された1984年から25年間、ネット社会・価値観の変遷・技術の進歩など、我々の社会の変わりようは想像を超える大きなものでした。 　かつては夢や創造の世界でしかなかったロボットたちも同様に、時代と共に急速に進化を遂げました。 　また、映画「ターミネーターシリーズ」の製作者たちも、常に実際のロボットやテクノロジーの進化からインスピレーションを受け、映画製作に取り組んできたといわれています。 　スタン・ウィンストンが急逝した1年後の今年6月に公開される新作映画「ターミネーター4」のテーマは『ヒューマニティ』と、監督のMcGは語っています。 　ハリウッドの巨匠・ウィンストンも知り得ない人間とロボットのまだ見ぬ未来の関係、そして次々に現実に生み出されるどんどん人間に近づいていくロボットたち。 　ターミネーター製作者たちのイマジネーションの世界と、まさに現在最前線で開発されいるロボット研究の世界を明らかにし、観客それぞれのイマジネーションに、ロボットと人間の未来の関係とは何かを問いかける展覧会です。