佐野千尋展

HOKUBU記念絵画館 | 北海道

 佐藤千尋は1933年室蘭市に生まれ、1993年まで中学校、高校の美術科経論を務めました。その間、デザインや版画の制作を続け、教育関係の諸行事、研究会や競技会、冬季五輪等に関連したポスター、ロゴ、マーク、シンボルなどのデザイン制作にも関わってきました。版画はシルクスクリーン技法によるものを手がけてきましたが、その後技法的にはそれと繋がる新孔版画に興味を持ち、試行錯誤を重ねながら制作に取り組み、公募展やコンクールにも応募して、入選受賞を重ねるようになります。版画には、一版一色刷りという概念がありますが、この新孔版画は、版にインクをのせ、押圧をかける(シルクスクリーン技法とは異なり、インクの移動がない)ことにより、一版でも多色刷りができるという特徴があります。このことがより多彩な色彩表現を生みます。  製版は、版下とスクリーンを重ね、フラッシュを照射してその光と熱により、版材に絵柄通りの微細な穴を穿つという方法で行います。それによって描画に用いた画材(ペン、コンテ、鉛筆、筆、その他)のそれぞれのタッチやマチエールを版に置きかえることができ、紙面に刷り重ねたときに、特有の色の深みや響きあいが生じます。  これらが佐野作品の持ち味ともなっています。  本展は、北海道の歴史的建造物-幕末~昭和初期-と、道内や海外の風景を題材にした版画作品50点をご紹介する展覧会です。  清々しく、その場の空気感が感じとれる作品をご堪能ください。 ※今回の道内の歴史的建造物を題材にした版画30点は北武記念絵画館の依頼によって制作していただきました。
会期
2009年3月26日(Th)〜8月2日(Su)
会期終了
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月~水曜、年末年始
会場
HOKUBU記念絵画館
住所
〒062-0911 北海道札幌市豊平区旭町1-1-36
011-822-0306
佐野千尋展
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