DNPグラフィックデザイン・アーカイブ展Vol.2：グラフィックデザインの時代

20世紀後半はわが国のグラフィックデザインが多様な発展をみせた時代です。しかしながら、今日これらの作品や資料の多くは散逸の危機にさらされており、これらを社会的な資産として次世代に伝えていくことが急務となっています。こうした要請に応えるべく大日本印刷では、わが国の戦後グラフィックデザイン作品の収集・保存・情報発信をおこなうことを目的に、2000年「DNPグラフィックデザイン・アーカイブ」を設立、あわせて日本の現代グラフィックデザインが歩んだ軌跡を紹介する展覧会シリーズを開始いたしました。本展はその第2回展として、「グラフィックデザインの時代」と題し、中村誠（1926-）、灘本唯人（1927-）、木村恒久（1928-）、粟津潔（1929-）、宇野亜喜良（1934-）、横尾忠則（1936-）、平野甲賀（1938-）の7氏を取り上げます。