ユベール・ロベール-時間の庭

国立西洋美術館 | 東京都

ポンペイやヘルクラネウムの遺跡発掘に沸いた18世紀、フランスの風景画家ユベール・ロベール(Hubert Robert 1733-1808)は「廃墟のロベール」として名声を築きます。イタリア留学で得た古代のモティーフと、画家の自由な想像力とを糧に描き出されたその風景では、はるかな時をこえて古代の建築や彫像が立ち現われる一方、あふれる木々の緑や流れる水、日々の生活を営む人々がコントラストを成しています。古代への新たな関心を時代と共有しつつ、独自の詩情をたたえたロベールの芸術は多くの人々をひきつけ、時の流れや自然、そして芸術の力をめぐる思索と夢想へ誘ってきました。 こうして描かれた奇想の風景は、「国王の庭園デザイナー」の称号を持つロベールが数々の名高い風景式庭園のデザインも手がけ、現実の風景のなかに古代風建築や人工の滝・洞窟などを配していたことを知れば、さらに生きた魅力を持ちはじめることでしょう。 本展では、世界有数のヴァランス美術館のロベール・コレクションから選んだ貴重なサンギーヌ(赤チョーク)素描80点を中心として、ユベール・ロベールの芸術を、初期から晩年まで、日本で初めてまとめて紹介します。ピラネージやフラゴナールら師や仲間の作品もあわせ、他館から集めた作品とともに、約130点にのぼる油彩画・素描・版画・家具から構成されます。 自然と人工、空想と現実、あるいは想像上の未来と幸福な記憶を混淆させ、画家が絵画と庭園の中に作り上げたアルカディアの秘密に迫ります。
会期
2012年3月6日(Tu)〜5月20日(Su)
会期終了
開館時間
9:30〜17:30
金曜・土曜日 9:30〜20:00
※「カフェすいれん」以外のミュージアムショップ等の館内施設の営業は開室時間と同じ
公式サイトhttp://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/hubertrobert2012.html
会場
国立西洋美術館
住所
〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7
050-5541-8600(ハローダイヤル)
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古代遺跡から生まれた奇想の風景
18世紀のフランスで「廃墟のロベール」として名声を築いた風景画家、ユベール・ロベールの作品を日本で初めてまとめて紹介する展覧会が、国立西洋美術館で開催中です。
会場
会期
2012年3月6日(火)~5月20日(日)
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