土屋禮一展「なつかしさを求めて」

土屋禮一氏は日本画家土屋輝雄の長男として、岐阜県に生まれ、同じ岐阜県出身の日本画家、加藤東一画伯に師事しました。その後、日展を活動の場とし、2005年(平成17年)日展文部大臣賞、2007年(平成19年)日本芸術院賞、同年から日展理事を務め、2009年(平成21年)には日本藝術院会員に選出されるなど、日本を代表する日本画家の一人です。 本展では、土屋禮一氏の画業を、初期から現在に至るそれぞれの時代を代表する作品を通して一望する自選展です。深みのある色彩と重厚な画面に込められた深い精神性とともに、だれもが心の奥底にもっている「なつかしさ」を追い求める氏のメッセージを感じ取っていただければと思います。 また、同時開催として、手作り絵本作家である つちやゆみ氏の絵本作品やインスタレーション等、楽しい創作の世界も合わせて展示いたします。 ※土屋禮一氏の「禮」は、正しくはしめすへん(礼の左側)に豊ですが、本文では表記上「禮」にかえさせていただいております 【観覧料】 一　般：600円、高校生以下：無料 【休館日】　毎週火曜日、5月2日(水)、7日(月) 【夜間開館】 5月11日(金)、18日(金)、20日(日)、6月1日(金)　20時まで(入場は19時30分まで)